LOST &FOUND
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TravelingWithoutMoving

早いもので9月も中旬ですね、トレイルシーズンからマラソンシーズンに移行してる方も多そうです。

そんな9月ですが走って来ましたよ、100マイル。

熊本県水上村、澄んだ空気と満天の星が広がる水上スカイビレッジ

標高1000mの大自然を舞台に、周回イベント『やまのえんそうかい』

それぞれの「ご縁」で集まったランナーたち。

足音や声援、山の静寂が心地よいリズムを奏でます。

小さなお子さんから、100マイラーを目指すチャレンジャーまで。

周回コースだからこそのランナー同士の励ましやスタッフの応援が身近に感じられるイベントです。

という素晴らしい大会です。

なぜ大会にエントリーしたのかについてですが、そうです、みんな大好き彩の国。

彩の国の参加資格が、直近の4年間の中で70km以上のトレイルランニング大会の完走記録が必要だからなんです。

そんなに大会走ってないの?バーチーって声が聞こえて来てますが、走ってないんですよ〜。

ということで、7月ごろから、大会を探し、マンノウマウンテンマッドネスにするか、KRTにするか、などなど悩んでるときに、やまのえんそうかいありますよ!と水上村在住のカナエちゃんに声掛けをいただき、100kmと100マイルと悩んだ結果、どーせならバックルが欲しいってことで、100マイルにエントリーしたわけです。しかも!100kmも100マイルもエントリー費が一緒なら、長く走れた方がお得でしょ。っていうポイントも高いですね。

エントリー開始の日にエントリーを済ましたら、あっという間に埋まったみたいで人気な大会なんですね。これが7月の頭の話。

エントリーしたからにはある程度仕上げとかないと地獄を見るのが100マイル、下手すればDNFもあり得るのが100マイルそう思ってやる気を絞り出すも、いまいち乗ってこないで7月の走行距離は262.3km私の中では、可もなく不可もなくという距離で、8月は300kmは走っときたいと思ったものの、体調不良により2週間のノーランの結果、86.2km!!!!!!!

おっと〜100kmも行ってないなんて自分でもびっくりな結果です。

9月になって慌てても仕方がないのですが、日々のジョクと、ちょうど前週に開催されたSOUTH PARK 100 で50km走って仕上げてみる。

ここまで、大会に向けて仕上がってないのは、初めてなわけで、違う意味でワクワクしてくるわけです。エントリー当初は24時間くらいで走れればなんて考えてたところ、完走目標に切り替える。制限時間30時間あるので、最後まで諦めず、歩いてでも前に進む。

作戦としてはそのくらいで挑むことに。

当日は朝5時に出発、森谷さんの運転で、石川さんとの3人旅で水上村へ、よくも、まあ、こんなところに作ったねっていうほどの峠道を登ってい行くと会場のスカイビレッジに到着します。

受付を済まして、自分たちのエイドゾーンを整えたり、ランナー仲間に挨拶したりしてると開会式が始まって、子供達も沢山いるし、とっても穏やかな雰囲気の中競技スタート。

1周めはみんなワイワイわちゃわちゃ

後方からのんびりと走って、わいわいガヤガヤ進んでいきます。ちょっと降って、ぐいっと登って、ゆる下り、そこから一気に最高地点まで登りで、そこからは下り基調で走れるゾーン、最後にちょっと登り返して、1周の2km。大体15分ペース

うん、これを80周か〜長いな〜。歩き始めたら終わらないと思い、登りも下りも淡々とジョグる作戦でスタート。5周で10kmあと、75周、もしくは150kmん〜どっちで考えても果てしない。そして、標高が高いから涼しいだろうと思ってたのに暑い。日陰で風があると涼しいんだけど、日差しが出る登りは容赦なく体力と気力を奪っていく。

とりあえずは10マイルやって休憩しようと思ってたところに、応援に駆けつけてくれた父と母登場!フルーツやら飲み物やら持って来てくれて感謝!

ここからアイスバンダナに氷を詰めて再スタート。これが効いた〜暑いけど、暑くない。しかもスカイビレッジには製氷機があるので氷は無限に使えるんだから使わない手はないってことで、氷が溶けて、体温が上がる前にピットイン、補給食べて、氷詰めて再スタートを繰り返す。

夏のランニングにはアイスバンダナ必携品です。

そうやって周回を重ねていっても、全く終わる気配がないのが100マイル。5時間程度なんとなーく西日になって来たね〜なタイミングで50kmの選手たちが次々とゴールしていき、コース上が一気に静かになる。

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50km終わりと思ってたらあと1周残ってた服部さん。

そのくらいで、左足の甲の部分、靴紐の結び目の辺りに痛みを感じるようになる、靴紐緩めたり、結び方を変えたり、何周か試してみるも、よくならないので、思い切って靴と靴下チェンジ。こういう時は周回コースは助かる。

靴を変えても痛いけど、かなりマシになったのでよかった。靴も1足で良いか〜と考えてたので危ないところだった。

これでも痛みがなくならない場合は、シュータンを切るか、ワラーチで走るかの選択肢になるのか〜まだ半分も行ってないのに、これだから100マイルは。

この頃はなんで100マイルにエントリーしたかな〜、100kmでよかったやーん、なんて考えながら走ってた。

18時30分ごろ、陽が沈んで、暗くなり始める。サーフェスがめちゃくちゃ綺麗なんで、一番暗いモードでも充分に走れちゃうんだけど、薄暗いと眠くなる問題が出てくる。

この辺のタイミングでルーローハンを頂いたけど、めっちゃ美味しかった。

リアルフードを食べた後は消化器官の働きを優先させるべく、戦略的に歩く。1周歩くと22分程度、場合によっては無理して走らずともそこまでの差はないことを確認しておく。

それだけでも気持ちが随分楽になる。

21時10分、やっと半分80km、まだ半分も残ってるのか。

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竹寺

流石に夜はアイスバンダナなし、気温も思ったより下がらず、着替えもなし。

走る場所、歩く場所を決めて、淡々と進む。

たまにとんでもないペースで抜いていくペアがいるけど、なんだろ?とか、100kmの部の人があと何周〜だ〜終わりが見えてきた〜なんて声に、気持ちを乱されつつ。秋の虫の音を聞きながら、淡々と走る夜の時間は意外と好きなんだな〜。

22時前に焼きそばをいただく。リアルフードはパワーになるな〜ありがたいな〜。

23時過ぎ、応援に来てくれてた、平田夫妻撤収。いや〜元気もらいました。ありがとうございます。

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監督!応援ありがとうございました。

この辺から眠気との戦い、淡々と同じコース、出力を上げないコースは眠気を誘うのなんのって、我慢しきれずに、ちょっと寝ることに。

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スヤ〜

ちょっと復活して走ったり、また、眠くなったりしながら、コースの途中で寝てると、森谷さんが、なんとラスト1周だと!時間は3時30分

この時自分は112km、まだまだ終わらないグルグル地獄とラリホー。

星空が綺麗だったな〜

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明け方は満点の星空でした。

片目づづ寝る戦法や、ライトを明るくする作戦を駆使するもコース上を蛇行してることに気づいて再度仮眠へ。

目が覚めて、カフェインピル飲んで、再スタート、ちょっとはシャキッとしたし、明るくなって来てるし、暑くなる前に距離を稼ぎたいところ。19時間たって、ちょうど120km

頭のなかで、残り40kmか〜フルマラソン1本分ね、って考えると長いので、時間換算で、サクッといけば6時間くらいかな〜と考えても長いんで、周回20周に置き換えてみる。

60周やってる後の20周はなんとなく終わりが見える数字に見えるから不思議だけど、長い距離走ってるときに、いかに頭を騙すかって結構有効なんです。

明るくなるなっていき、エイドではもうフィニッシュしていた選手たちも起きてきて、まだ走っとると〜?なんて会話もちらほら、予報では曇りだったはずなんだけど、晴れ渡った空から、太陽が容赦なく照りつけてきて、早速気温も上がっていく。

再びアイスバンダナを装着して暑さを凌ぐ。晴れてると3周で氷を補充、曇ってると4周で補充、そんな繰り返しで、ラスト10周

ここまできたら、カウントダウン。この辺で、おにぎりと味噌汁をいただく。水上で食べるおにぎりって毎回めちゃ美味いんだこれが。朝から準備してくれてるエイド班に感謝しかない。

10周からカウントダウンしていき、残り3周で、ラスト1周で100kmのかなえちゃんと、ペーサーしてた森谷さんが待っててくれて、1周一緒に行ってくれることに。長かった〜とか、眠かった〜とか話しながら1周。かなえちゃん、運営しつつ100km完走、おめでとう。すごい!

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私はまだゴールじゃないんだけどね。

そのまま、森谷さんがペーサーでついてくれて、応援に来てた王子も引き連れて1周。

王子はええ写真撮るんですよ。大会中にちゃんとしたカメラで撮ってもらった写真があるのは本当に嬉しいもんで、ありがとうございました。どうやったら、友納さんのようにかっこよく写れるのか?なんて話をしながらの1周楽しかったな〜

いよいよラスト1周、森谷さんは最後まで付き合ってくれました。運転から、ペーサーまで、植物の世話から美味しいご飯まで、一家に一台森谷さん。

最後の1周でパラっと雨が降ってきて、気持ちよかったな〜。

最後はみんなに迎えてもらいながらのゴール!

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完

いや〜長かった、80周160kmのどこにも行かない旅でした。


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