ファストパッキングとはまさに旅。
今回の旅は、「マナーについて」
最近ふと思うところがあってつらつら書いてみようと思います。
福岡へ来て3年、単身赴任をきっかけに帰省や出張のついでにいろんな山域に行きましたが、ふとトレイルですれ違うときに、「立ち止まらない人」が増えた気がしています。あんなに昔、業界あげてマナーについての啓蒙活動をしていたのに、最近あんまり聞かないな、と思ったらとある業界の方がスレッズでマナーについてつぶやいていて、至極共感してしまいました。
最近、土日に宝満山や油山、くじゅうに行くことがあったんですが、トレイルランナーがすれ違いや追い抜きで立ち止まったり、声かけることがない場面に遭遇して非常に残念に思いました。

現在は「第三次トレランブーム」だそうで、第二次が「ロード⇒トレイルランナー」のはしり(2010年代前半)だとすると、第三次は「ライフスタイル」だそうです。
若い世代がファッションとしてとらえ、SNSが以前とは違う形で普及しているように思います。もちろんいい意味でトレイルランニングが一般化・認知度アップ・特別なものではない存在になった反面、登山者への配慮の意識が相対的に減ってきているような気がしています。
2010年代は、「トレイルランナーのマナー」が社会現象!?(てのは言い過ぎかな)
非常に悪い意味で取り上げられていました。
代表的な事例は、「鎌倉エリア」「高尾山エリア」。市の条例でランニング禁止が話し合われたり、レースでのマーキング・矢印のいたづら(撤去されたり付け替えられたり)がいくつか聞かれるようになりました。その時に業界関係者・コアなランナーたちがみんなで打ち出したのが「すれちがうときは走らず、歩こう」でした。
このような活動で鎌倉・高尾エリアは「よりトレイルランナーが受け入れられるエリア」になりましたし、全国にもマナーの意識が広まったと思います。

僕の通っているアルプスは、また違う側面で「登山者としてのマナー・安全対策」や「登山道保護」なども混じりながら、<ハイカーVSトレラン>から「山を利用する全員がどう登山道を共有するのか」といった議題に変わってきたように思います。アルプスでもトレイルランナーに対して一定の存在感が出来てきたように思います(とはいえ一定の登山スキル・知識・しっかりした装備ができることが大前提ですが・・・)
その立役者は「田中陽気の一筆書き」と「トランスジャパンアルプスレース」かな、と個人的には定義していますが、この話はまた来月にでも・・・・

九州・福岡でも「トレイルですれ違う時は、歩くだけじゃなく積極的に立ち止まろう」
個人的には、土日に人が混む山域には極力行かないようにしているし、首都圏の山と違って福岡の山は込み具合が少なく走りやすいのですが、ぜひ積極的にハイカーさんと「お声がけ・立ち止まり」を!!
