僕は海外も含め、国内でも気になるレースや魅力的なトレイルがあれば、スケジュールが合う限り足を運ぶようにしています。
今回は4日間かけて、北海道の礼文島と利尻島を巡るトレイルトリップへ行ってきました。
福岡から最北の島へ
福岡から羽田で乗り継ぎ、稚内へ。さらにフェリーで礼文島へ向かいます。
朝7時40分福岡発の飛行機に乗って、礼文島に到着したのは17時頃。移動だけで丸一日ですが、それだけの価値がある場所でした。
出発した福岡は大雨。それが北海道に着くと見事な快晴です。
宿に荷物を置くと、さっそく「桃岩展望台コース」をランニング。
わずか1時間ほどのコースでしたが、目の前に広がる山々と海、どこまでも続く稜線に感動しました。

絶景続きの礼文島トレイル
2日目は朝6時30分発のバスでスコトン岬へ。
スコトン岬は、かつて日本最北端とされていましたが、測量の結果、宗谷岬のほうが約6.5km北に位置することが判明し、現在は「日本最北限の地」と呼ばれています
ここから人気の「岬めぐりコース」がスタート。

次々と現れる絶景に、何度も足が止まります。
「走る」というより、「写真を撮っては歩き、また走る」の繰り返し(笑)。
それくらい景色が素晴らしく、なかなか前へ進めません。


コース終盤の澄海(スカイ)岬では、美味しいほっけおにぎりを発見。
塩味がきいたこのおにぎりは、最高の補給食になりました。
その後は礼文島を代表する8時間コースから礼文林道コース、礼文滝コースへ。
どこを走っても絶景が続き、「日本にもこんな場所があるんだ」と何度も感じる一日でした。


夜は、ほっけのちゃんちゃん焼き発祥といわれるお店へ。
ちゃんちゃん焼きを食べるのは初めてでしたが、脂の乗ったほっけが本当に美味しく、走ったあとの身体に染み渡りました。

念願の利尻山へ
3日目はフェリーで利尻島へ移動。
コテージまで歩いて荷物を置くと、すぐに着替えて利尻山へ向かいました。
利尻山は標高1,721m、日本最北の百名山です。
いつか登ってみたいと思っていた山でしたが、こんなに早く実現するとは思っていませんでした。
この日も快晴。
ただ、そのぶん日差しは強烈でした。
標高を上げるにつれて展望が開け、心地よい風が吹き抜けます。
標高1,200m付近の長官山まで登ると、ようやく山頂が姿を現しました。
「ここからが本番だ。」
最後は約500mの急登。

一歩ずつ高度を上げ、ようやく山頂へたどり着きました。
山頂から望む景色は360度の大パノラマ。
海に浮かぶ島ならではの景色は、これまで見てきた山とはまったく違う表情で、本当に感動しました。
「晴れてくれてありがとう。」
そんな気持ちになる景色でした。

下山は4合目付近までガレ場が続き、慎重に進みましたが、その先は気持ちよく走れるトレイルが続きます。
コテージへ戻ると、売店で冷えたビールを発見。
この一杯が、この旅で一番美味しいビールだったかもしれません。

最終日は島を満喫
最終日は朝からペシ岬までランニング。
その後はレンタカーで利尻島を一周し、島の景色をゆっくり楽しみました。
福岡は4日間ずっと大雨だったみたいですが、北海道では毎日青空。
これ以上ないコンディションの中で、礼文島と利尻島の自然を満喫することができました。
最後に、福岡に戻って翌日、足全体に発疹ができ、日が経つにつれて、症状が酷くなり足全体に水ぶくれが・・・
原因を調べてみると、礼文島や利尻島には強いかぶれ成分を持つ有毒植物「ツタウルシ」が自生していることがわかりました。
礼文島・利尻島のトレイルは本当に素晴らしいコースですが、これから訪れる方は肌の露出を避けるためにも、ロングパンツやタイツを着用することをおすすめします。
