焙煎と稜線|コーヒーを焼き、山を走り、日々を綴る
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年齢はただの数字か?

バリスタになりたい、、

53歳と5ヶ月、バリスタになりたいBOYの友納です。こんにちは。

コーヒーの仕事を始めて、もう30年以上過ぎました。とはいえ、ずっと焙煎業一筋でやってきました。ハンドドリップはね、まあ上手いと思うんすよ、我ながら。液体のイメージははっきりあるし、そうなるためのメソッドも自分なりに持ってる。

けど、エスプレッソマシンには、ずっと触れてこなかったんだよな〜 コーヒー豆売りの商売的に必須ではなかったし、焙煎が楽しすぎたからなぁ。 僕の場合、エスプレッソはイタリアで覚えたので、基本は深煎りのエスプレッソなんだけど浅煎りのエスプレッソも好きだ。25の夏、バルセロナからの夜行列車で早朝のミラノ中央駅に到着し、駅構内の名もないバールで飲んだエスプレッソが生涯で一番感動したエスプレッソなんですよね。そこからシチリアまで南に下りながらバールを飲み歩いた。味はまあ分かるし、良いエスプレッソかどうかは判断できる。でもバリスタのようにはエスプレッソマシンを扱ったことがない。

正直に言うと、これはけっこうコンプレックスなんですよねぇ。コーヒーの仕事を30年もやっていて、そのエスプレッソ抽出を知らない、やってない。ラテアートだってやってみたいし(笑)

今更ながらとは思うけど、エスプレッソマシンでの抽出をちゃんと理解したいし、実際にバリスタ業務ができるレベルのスキルを、ちゃんと身につけたいなあなんて思っている。単純に、楽しそうだからというのもある。けどなあ、商売的には必要ないし、値段が高いんだよなぁ、、、

やり残してることはたくさんあるけど、これはやらないと後悔しそうな気がするなぁ。

3回の故障

ランナーとしても、似たようなことを感じてますね。

今年はもう3回、故障してる。1月の別大マラソン前には足底を痛め、5月の橘湾岸スーパーマラニックL173では足の甲を痛めた。

8月はふくらはぎをやった。9月の信越五岳110kmに向けて少しイキってトレーニングしてたかもしれない(コントロール出来てるつもりでしたが)。インターバルに坂ダッシュ、普段やらないことをやり過ぎたかなあ。ま、チャレンジした結果なので良いんですけど。

レースまで、あと1ヶ月。ようやく走れるようになってきたところです(最近ずっとこんな感じ)。

同じ53歳の人と比べれば、僕はまだ元気な方だと思うけど、確実に老化してますね。故障の頻度、回復のスピード、そういうものが、以前とは違う。

情熱は、体力ほど長く持つのか

体力はあるんですよね、そこはあまり劣化してる気はしない。

ただ、少し引っかかっていることがあって。それは体力の問題じゃなく、レースに対する情熱の方が、案外先に切れるんじゃないかという感覚が出てきた。身体はなんとか動かせても、レースで良い走りをしたい!と思える気持ちの方が、そう長くは続かない気がしている。

今回、故障してなんか気持ちが良くも悪くも軽くなったというか。まあいっか的な。体力より気力の問題が出そうな気がしてる。

先があまりない

出てみたいレースが、まだいくつもある。まだ信越110kも完走してないけど信越の100マイルも走ってみたいし、FUJI100マイルもやはり走ってみたい。四万十ウルトラマラソンもそうだし、橘湾岸だってもう一回走り直したいし。でも、いつまでも走れるわけじゃない。体力が保っている今のうちにやらないとどんどん難しくなりそうな気がする。情熱が切れるのが先か、身体が動かなくなるのが先か、正直分からない。これまでのように「そのうち出よう」「来年でいいか」なんて先延ばしにしていたら、気づいた時には、もう出られなくなっているかもしれない。

年齢はただの数字か、と聞かれたら、正直言って、そうではないと思う。数字通りに、身体は変わっていく。故障は増えるし、回復は遅くなる。情熱だって、いつまでも同じ熱量で続くとは限らない。やりたい時にやらないとなぁ。

「今やるべき」というより、「もうあまり時間が残されていない」という方が、今の実感には近いな。

エスプレッソマシンの前に立つのも、出てみたいレースにエントリーするのも、「いつか」ではなく「今」しかない。30年知らずにいたことも、53年生きてきて今更と思うことも、始めるなら早い方がいい。年齢は言い訳になる。でも、言い訳にしたところで、時間は戻ってこない。

うーん、しかしエスプレッソマシンは高いんだよ、、、


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